MOS試験を受けた方から、こんな声を聞くことがあります。
「試験が終わったあとに、見直しはできないんですか?」
気になりますよね。
私も、できるなら見直したいです。
試験が終わったあとに、
「どんな問題が出たのか」
「どこを間違えたのか」
を確認できたら、少し安心できそうな気もします。
試験中の見直しと、試験後の見直しは別の話
まず、誤解されやすいところですが、
MOS試験は試験中に何も見直しができないわけではありません。
問題の中で、操作を確認しながら進めることはできます。
「この操作で合っているかな?」と考える時間もあります。
ただし、試験がすべて終わったあとに、
・どんな問題が出題されたのか
・自分がどこをどう間違えたのか
そういった答え合わせのような見直しはできません。
そのため、
「あの問題、合っていたのかな」
「ちょっと怪しかったところがあったな」
と、気になったまま試験が終わる方も多いです。
試験後に渡される「結果レポート」
試験が終わると、「結果レポート」が渡されます。
合否や点数が書かれている用紙です。
その中に、セクション分析という項目があります。
ここでは、
どの分野が比較的できていたか
どの分野が少し弱かったか
が、大まかに分かるようになっています。
実はこのセクション分析、MOS対策テキストの章(セクション)と対応しています。
「どこを見直せばいいか」が分かる仕組み
試験後に問題そのものを見直すことはできませんが、
セクション分析を見ることで、「どの分野を見直せばいいか」は分かります。
分析結果が低かったところは、「ここが苦手だった可能性がある」という目安です。
だからといって、最初から全部やり直す必要はありません。
対策テキストの該当セクションを、少し見返してみる。
操作を確認する。
それだけでも、十分な見直しになります。
合格したら、安心して忘れてしまいがちですが…
MOSに合格すると、ほっとします。
努力が形になるので、それは当然のことです。
ただ、そのまま何も使わずにいると、操作は少しずつ記憶から抜けていきます。
これは、能力の問題ではありません。
人は、使わないものから忘れていくだけです。
でも、「MOSを持っています」とアピールする場面では、
実際に使えるかどうかが大切になります。
点数が高かったかよりも、
- 表を整えられる
- 資料を作れる
- 困ったときに調べられる
そうした力のほうが、仕事では役に立ちます。
MOSはゴールではなく、きっかけ
私たちの教室では、MOS合格をゴールとは考えていません。
MOSは、
- ExcelやWordに触れるきっかけ
- 自分にもできると思えるきっかけ
だと考えています。
セクション分析も、できなかったところを責めるものではなく、
「次にどこを見ればいいか」を教えてくれるものです。
合格後に、ほんの少しだけ振り返る。
それだけで、パソコンとの距離はぐっと縮まります。
まとめ
・MOS試験は、試験後に答え合わせのような見直しはできません
・その代わり、結果レポートのセクション分析があります
・合格後に少し見直すことで、実際に使える力につながります
資格は、取って終わりではありません。
焦らず、完璧を目指さず、
「使いながら身につける」
そんな付き合い方で、パソコンを使ってもらえたらうれしいです。


