先日、「アドビ認定プロフェッショナル試験(Adobe Certified Professional)」を受験してきました。
この試験は、PhotoshopやIllustratorなど、アドビ製ソフトを日常的に使っている方にとって、スキルを証明できる資格として注目されています。
今回は、このアドビ認定プロフェッショナル試験についてご紹介します。
アドビ認定プロフェッショナル試験とは?
アドビ(Adobe)は、世界中のデザイナーやクリエイターに使われているソフトを開発している会社です。
PDF閲覧ソフトの会社としても有名ですね。
そのアドビが公式に認定する資格が「アドビ認定プロフェッショナル試験」です。
この資格は、ソフトの操作スキルやデジタル制作に関する理解度を測ることができ、特に就職や転職、進学を目指す方にとって、スキルを“見える化”できる大きな武器になります。
試験科目
試験はソフトごとに分かれています。
- Photoshop(写真編集・画像加工)
- Illustrator(ロゴやイラスト制作)
- Premiere Pro(動画編集)
受験する際は、自分が得意なソフトや、将来に活かしたい分野を選ぶのがおすすめです。
また、アプリケーションのバージョンも選べるので、普段使っているものに合わせて受験することもできます。
私は今回、Illustratorを受験しました。
普段、3つのソフトを少しだけ使う程度ですが、Illustratorを使う機会が一番多かったためです。
試験の形式
試験は、試験会場のコンピューターを使って解答するCBT形式です。
設問に対して選択肢で解答する知識問題と、実際にアプリケーションを操作する実技問題が出題されます。
知識問題は、マーケティングやデザインに関する内容です。
実技問題では、基本操作はもちろん、応用的な作業手順も問われるため、実務に近い感覚で挑戦できます。
試験時間は50分間で、初めに知識問題を解き、その後実技問題に取り組みます。
試験結果は、終了後すぐに画面上に表示されます。
こんな方におすすめ
アドビ製品を日常的に使っている方
自分のスキルを証明したい方
デザインや動画編集を仕事にしたい方
就職活動・ポートフォリオのアピールに使いたい方
試験当日の注意
試験を受ける際に、受験者IDの登録が必要です。
MOSの試験を受けたことがある方は、同じものが使えます。
あとは、試験会場に向かうだけです。
試験時間に遅れないように注意しましょう。
試験開始5分前までなど、受付時間もあるので気を付けてください。
私の場合は早く行きすぎて、会場ビル近くで時間を持て余しました…笑
おわりに
アドビ認定プロフェッショナル試験は、ソフトの使い方を身につけるだけでなく、それを「資格」として形に残せるチャンスです。
今回、試験のために学習して初めて知ることもあり、自分自身のスキルアップにも繋がりました。
これからデザインや動画編集に取り組んでいきたい方、すでに独学で学んでいる方も、スキルアップの一歩としてぜひ注目してみてください。